2012-02-29

Wineで日本語表示

Wineで、PupSQLiteというSQLiteのクライアントソフトが使えるか試そうと思い立ちました。スマホのアプリや、小規模のWebサービスだとSQLiteが結構便利なんですが、Mac/Linuxのクライアントソフトだと、DBテーブルの再定義ができません(列を追加したり名前を変える程度ならできますが、それが限界です)。SQLite自体に、テーブルを再定義する構文があまり備わっていないので当然といえば当然なのですが、PupSQLiteだと、派手にテーブルを変更することができるんです。たぶん、テーブルを新しくつくりなおして、それに既存のデータを挿入するという力技で処理しているんだと思います。

PupSQLiteには、.NET Framework 4.0ベースのものと2.0ベースのものがありますが、wineだと2.0ベースの方が安定して動きそうな気がして、こちらをダウンロードしました。winetricksで、.NET Framework 2.0をインストールした後に、PupSQLiteを起動したらいちおう立ち上がってくれました。wineだと、起動時にエラーにならないだけでも嬉しくなります。
しかし、メニューがみんな文字化けして□になっていてとても使えたものではありません。wineの日本語環境を整えないといけないみたいです。

ネットで調べたらレジストリを変更する方法や、~/.wine/user.regに設定を追加する方法などが見つかったのですが、なんだかめんどうで難しそうでした。しかし、文字化けの原因は、MSゴシックやMS明朝などがwineにインストールされていないことだろうと見当がつきました。だったら、Windowsからこれらのフォントをコピーしてwineにも置いてやればいいはずです。ライセンス的に許されているのかどうか知りませんが、¥windows¥Fontsに置かれているフォントファイルをコピペして再起動したら、メニューを無事に表示できました。

試しにデータベースを読み込ませてみたらちゃんと表示できました。韓国語のフォントが入っていないためか、韓国語の部分が文字化けしていましたけど。
複雑なことはやっていませんが、タブを開いたり閉じたりはできました。もしかしたら実用レベルなんじゃないかと、期待がもてるくらいです。

こうなってくると、日本語で入力する環境も整えたくなってきます。MacでUnix環境が整うと、実は結構うれしいことが多いかもしれないです。

0 件のコメント: