2010-12-17

Google Docsをまじめに使ってみた

海外の友人に翻訳を頼むのにGoogle Docsを利用した。こちらでGoogle Docsの資料を作成して、海外の友人に直接それを編集してもらった。Google Docsを仕事に活かすのはこれが初めて。

複数人で一つの資料を編集する場合は、管理が非常に便利になると感じた。今回は一つの資料を二人で編集するだけだったが、編集する人数が増えればもっとありがたみを感じることになるだろう。

ただ、まだ機能が足りないことは否めない。特に不便に感じたのは次のことだ。
  1. Spreadsheetのバグでブラウザによってはカーソルがずれて表示される
  2. Documentに、別のDrawingなどの別のアイテムを埋め込む機能が貧弱
1. Spreadsheetのバグでブラウザによってはカーソルがずれて表示される
これは新しいバージョンのSpreadsheetを作成した場合に生じるバグのようだ。Chromeでは正しくカーソルが表示されていたが、共同作業を行う相手に使うブラウザを指定することはできないだろう。

2. Documentに、別のDrawingなどの別のアイテムを埋め込む機能が貧弱
Document自体にもDrawing機能はついているが、これは機能限定版で使い勝手が悪い。そこで別アイテムとしてDrawingを作成したくなるが、これをDocumentに埋め込む機能が貧弱で不便。Drawingを公開して、そのURLをもとに画像を埋め込むという方法が考えられるが、Drawingを更新してもDocumentの画像は更新されない。

* 2010/12/18修正
「文書のコピーをつくるのが大変」という点を挙げていたのだが、Fileメニューにコピーを作成作成するメニューが存在して、簡単にコピーを作成できた。

2010-11-24

appengine開発用にubutu10.4にpythonをインストールする

ubutu10.4で、google app engineの開発環境を整えようとしているが、思ったよりも厄介だ。
まず、python2.5をソースコードからビルドする必要がある。
だがこれだけでは不十分で、gzipのインポートに失敗してしまう。zlib1g-devをインストールした後でpython2.5を再インストールする。
すると今度は、sqlite2のimportでエラーになる。libsqlite2-devをインストールして、pythonを再インストール。
これでもまだダメで、AttributeError: 'module' object has no attribute 'HTTPSHandler'というエラーがでる。そこで、libssl-devをインストールして、pythonを再インストール。
とりあえずこれで動作するようになった。

Python2.5.2をソースコードをビルドしてインストールするには、次のコマンドを打ち込む。



sudo apt-get install build-essential gcc
cd Downloads
wget http://www.python.org/ftp/python/2.5.2/Python-2.5.2.tgz
tar -xvzf Python-2.5.2.tgz
cd Python-2.5.2
./configure --prefix=/usr/local/python2.5
make 
make test 
sudo make install sudo 
ln -s /usr/local/python2.5/bin/python /usr/bin/python2.5

(間違ってるけど正しいの忘れた)

2010-08-20

Amazon APIのライセンス上の制約

AmazonのProduct Advertising APIは強力だが、2010年8月20日現在では、極めて重大なライセンス上の制約がある。Amazon.co.jp Product Advertising API ライセンス契約(更新日 2010/1/5)によると
お客様は、当方の事前の書面による同意なしに、携帯電話またはその他携帯端末での使用を目的とした、または意図したウェブサイトまたはアプリケーション上で、またはこれらに関連して、商品関連コンテンツを使用することはできません。
ライセンス契約に違反して、無許可でProduct Advertising APIを利用していることが発覚した場合、ライセンス契約を打ち切られAPIが利用不可になることもあるようだ。


バーコードを読み込んで...

携帯アプリでバーコードを読み込んだ後の動作としては、どういったものが考えられるか整理してみる。
AndroidアプリのBarcode Scannerの挙動は、バーコードの種類ごとに次のようになっているようだ。
  1. Address Book
    1. add contact
    2. show map
    3. dial phone
    4. send email
  2. Email Address
    1. send email
    2. add contact
  3. Product
    1. product search
    2. web search
    3. open google shopper
    4. custom product search
  4. URI
    1. open browser
    2. share by email
    3. share by SMS
    4. search book contents
  5. Wifi
    1. configure wireless
  6. Text
    1. web search
    2. share by email
    3. share by SMS
    4. custom product search
  7. Geo
    1. show map
    2. get direction
  8. Tel
    1. dial phone
    2. add contact
  9. SMS
    1. send SMS
    2. send MMS
  10. Calendar
    1. add calendar
  11. ISBN
    1. product search
    2. book search
    3. open google shopper
    4. custom product search

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